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思い立ったのは6月初め。

あそこに行っておけばあとはどこに行っても耐えられるだろう。

今後アジア各地をまわるつもりだった俺が

手始めに選んだのがインドだった。

インドは



安い、汚い、危ない



の三拍子そろった(?)国だ

と聞いていた。



まさにうってつけ。

ここで一気に経験値を上げておけば

あとが楽になる。



安易な俺は他の選択肢には目もくれず

すぐに行動を開始した。





そうは言っても、

今ひとつばかになりきれない俺は

道連れを探し始めた。

初の海外個人旅行を一人で行くほどの勇気は

さすがに持ち合わせていなかったのだ。

しかも目的地がインドとなればなおさらである。



誰かいないだろうか。

この思いつきに快く乗じてくれるようなばかは・・。





俺はとりあえず旅行に行きたそうで、

アジアとか自然とか動物とか冒険とかが好きそうなやつに

片っ端から声をかけていくことにした。





まずは一人目。





「ねえK、インド行こうぜ。」



「え?インド?いいよ。」

















































早っ!





こちらの唐突な誘いに

Kはいとも簡単に

明快に

そりゃあもう短絡的に

二つ返事で首をたてに振った。



「え、マジで!?いいの?」



こっちがあせった。







Kは大学の友達で同い年。

海外経験はなく、パスポートもついこの間とったばかりだ。

海外旅行に行きたがっていたのを知っていたのと

色が黒いので声をかけた。





しかしこんなんでいいのか?

こいつインドがどんな所か知ってるのか?







俺は思った

















































こいつばかかも。















何はともあれ

パートナーは決まった。

恐ろしく簡単に。



いよいよ動き出そう。

インドが待っている。



両手を広げているのか

牙のある口を開けているのかは

行ってからのお楽しみ。



もしかしたら

待ってくれてさえいないのかもしれない。



悠久の大地インド



きっとこてんぱんのけちょんけちょんにされて帰ってくる。



でも、どうせなら



いい旅にしよう。







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