飛び込み営業みたいなもの。業種問わず片っ端からお店に入って、一口2000円でパンフレットに広告掲載をお願いする。コンサート当日の客100人程度に配るパンフだから、広告効果は疑わしい。だからOKしてくれる人はほとんど寄付感覚。
まず店に入ると、「いらっしゃいませー!」。この時点でかなり気まずい。客ではないということを伝えた瞬間、向こうの声のトーンが一つ下がる。
「筑波大学の学生でNGOやってまして…」で一つ、
「今度チャリティーコンサートを開くにあたり…」で一つ、
「2000円から広告の掲載を…」でまた一つ、
徐々に店員さんの相づちの音量と音程が下がっていく。早いところは「広告」の台詞が出た時点で「うちはそういうのいいや」と一蹴される。
断る理由は店の不景気が一番多い。次に宣伝効果の薄さ。それらの共存と相乗効果も当然あっただろう。少ないが団体の信頼性を理由にされると少しへこむ。理由を明言されないと諦めがつきやすい。
愛想笑いや歯切れのいい喋りができない自分を再確認し、営業には向いてないなと思ったりする。たまに気のいい人に出会っては、自我をポジティブに再構築する。
150軒を10人で回って、成果は約40軒。26%という数字は多いのか少ないのか。額にして8万円と言われると、すごいじゃん、という気がする。
目標は10万。今年の広報チーフは大きく出た。達成の実現性は五分五分か。いずれにせよ、仕事は8月に持ち越された。
彼のこういうちょっとぞっとするような奇妙な話もけっこう好きだけど、『優しくって少しばか』の表題作みたいなぼんやりした幸福感を描いたのもいい。
9月に開催する。場所はアルスホール。出演はDoo-Wop、管弦楽団、アンプラグド、有志バンドなど。企画側の人間でありながら、俺も出演することになっている。恐縮だ。立場的にも、そしてレベル的にも。
アンプラの友人と二人で弾き語るのだが、はっきり言って、レベルが違う。
相方には悪いが、俺らじゃかなわねぇ(なんの勝負だ)。
しかもなぜかアンプラがとり。。
やばいよ!やばいよよしたけ!!すごいよマサルさん!!ウォンチュー!!
あ、いや、失礼。取り乱しました。
とにかくね、いつものアンプラライブみたいに、前日に演る曲決めて練習もそこそこにゲームで寝不足の上に弦もかえてないみたいなノリでは済まされないわけだ。そうだろ兄者?
そうさ。知ってるよそんなこと。だからこそああやって頻繁に二人で練習してるのではないか。なあ弟者?
グッジョブ。
そうだ、ところで、この間こんな夢を見たよ。
俺はパン工場でバイトしてるんだ。そのパン工場ってのは犬をいっぱい飼っててね、ああそうだ、柴犬ぐらいの中型犬さ、色はいろいろだったがね、白やら茶色やら黒やら、とにかく、いろいろだよ。そしてそいつらのおかげで、パン工場はいつだって糞だらけなんだ。床から調理代からかまどから、どこもかしこもね。それでも俺は黙々とパンをこね、焼く。掃除はしないのかって?そんなものしても無駄さ。だって犬は沢山いるんだ。いったんきれいにしたって、すぐまた糞だらけにされちまうよ。俺はそういう非合理的なことが嫌いだし、何より糞はそれほどくさくなかった。
映画も見たいな。
2004年11月から書き始めて早8ヶ月、この記事がちょうど100個目にあたります。ぱちぱちぱちぱち。
いやー100個ですか。へー。単純計算で2.4日に一つのペース。多くはないけど、ひどく少ないわけでもないって感じですね。うん中途半端。
こんな機会だから公言しておきますが、自分でソースから作るという形式をとる限り、コメントとトラックバック機能はつけられません。管理人の技術的に。
一般の無料レンタルブログに移行しようかなとも少し思います。だってコメントとかほしいじゃん。トラックバックとかしてもらいたいじゃん。でもなんか悔しいからしない。慣れるとこれも楽だし。
しかしメールという面倒な手続きを踏んでまでコメントをくださる数奇な方々には感謝。もれなく暇人の称号を与えたいぐらいです。ありがとうございます。
さて、学校からチャリで5分の所に住んでいるとはいえ、夏休みは更新が滞りがち。久しぶりに夜中のコンピュータルームに来たので、少し気張って書こうかしら。
最近知ったね、こんなのが進行中だと。
友人に話すと「中国が儲かりそうだね。」と一蹴。
これとは無関係に、9月にチャリティーコンサートを計画中。
リンクさせて利用できそうではある。
RTSとはReal Time Strategyの略で、シュミレーションゲーム(SLG)の一ジャンルの呼称である。その最大の特徴は実際の時間の流れに沿ってゲームが進んでいく点にある。
RTS以外のSLGで有名なのは「ターン制」である。ターン制は時間を気にせず自分のペースでじっくりとゲームができるという醍醐味がある。
これに対してRTSでは、考えている間にも状況は絶え間なく変化する。よって素早い判断力が要求されるのである。
「Age of Mythology」(AOM)というゲームを例にとろう。
このゲームの目的は、人口を増やし、町を作り、軍隊を整え、敵陣地を落とすことである。そして人や兵士を作成するのにも、建物を建築するのにも不可欠なのが、食料・木・金といった資源である。プレイヤーは町の人を操作してそれらの資源をバランスよく集め、かつ建物の建築を進め、同時に軍隊を強化し、敵の襲撃に備えなければならない。
AOM攻略のかぎは、適材を適所に適度な人数で、である。効率的に資源を集めるためには、木の収集に何人充てるか、食料は?金は?建築は?また兵士にはその種類によって得意な相手と苦手な相手がいる(歩兵は騎兵に強く、騎兵は弓兵に強いなど)。自軍を種類ごとにうまくコントロールして、それぞれを相性のいい敵と戦わせれば、勝率は上がる。
気を抜いていると目の前に金鉱があるのにボーっとしてる人がいたり、騎兵の編隊に弓兵がボコられてたりする。プレイヤーは常にマップの全域に気を配り、キャラクターに適切な支持を与えなくてはならない。
仕事は大別すると以下の三つに分けられる。すなわち、セット、配膳、片付けの三種である。ここでは簡略化のためにセットの流れについてのみ触れる。
セットとは式が始まる前の会場準備のことである。その流れは、テーブル並べ、椅子並べ、テーブルクロスかけ、皿・グラス・お猪口・箸・おしぼり・ナイフ・フォーク・スプーン・灰皿・醤油さし・てんぷらつゆさしなどの設置、テーブルガイドの設置、となる。
これらの作業を効率よく進行させるためには、分担と先取りが重要である。全員で皿を並べていても効率が悪い。すでに皿を並べる人員が足りているのなら、人が足りないところ、あるいは次にすべきことを考える。常に全体を見回して頭を使わなくてはならない。まさに「素早い判断力」である。
さてそこで、AOMと式場バイトを比較してみると、この二つはほとんど相似関係にあると言ってよい。バイト生は資源を集める町の人、あるいは敵軍に臨む各種兵士である。社長は町の人や兵士に支持を出すゲームのプレイヤーである。
プレイヤーは、町の人が無駄に木ばっかり集めて食料が足りなったり(∽バイト生が皿並べに無駄に人数を割いてグラスを並べるのが遅くなったり)、掘るべき金鉱を目の前にしてボーっとしている(並べるべき机を前にしてボーっとしている)と、こいつらはなんて馬鹿なんだと思う。そしてあまりそれが続くと腹が立ってくる。なんでこいつらは俺の指示がないと何もできないんだ、と。
話をまとめよう。つまり、俺はAge of MythologyというRTSゲームを通じて、式場バイトでの社長のほとんど恒常的とも言える不機嫌さの、その理由と気分を理解した。
そういうことだ。
これでようやく本格的に夏休み到来だぜー。
レポートを提出してからまだ数時間しかたってないけど、早速「暇」を実感してるぜ。
とりあえず重松清の『疾走』を読み始めた。いい。
古谷実といえば、かの有名な『行け!稲中卓球部』の作者である。 少年時代、この漫画から多くのギャグを学んだという人も少なくないのではなかろうか。
ブサイクキャラを描かせたら、彼の右に出るものはいないと思う。彼の作品の主人公は、本当に、かっこよくない。設定として「何の特徴もない」「もてない」としているだけで絵的には十分かっこいい、という他の多くの漫画のような体裁はとらない。本当に外見として何の特徴もないのだ。
『シガテラ』の主人公(高校生)もそうだ。外見的にはぜんぜんかっこよくない。勉強もできない。おまけにいじめられている。すごく不器用で、気弱で、内向的。でもバイクだけは死ぬほど好きで、それをきっかけに彼はめちゃくちゃかわいい女の子と付き合いだすことになる。
特筆すべきは主人公の精神描写の巧みさ。不器用で正直な高校生の、恋愛やバイクや友人との関係における心理状態をリアルに描いてくれる。
ストーリー展開にわざとらしさがないところもいい。すごくリアルだ。無理に感動を誘ったり、スリリングに見せたりしない。あくまで自然だ。
残念ながらというか、『稲中』しか読んだことない人にとっては意外なことに、『稲中』のようなバカ騒ぎはあまり見られない。少し面影はあるけどね。こんな漫画も描けるのか、と。
いずれにせよ、おすすめ。
『ブラックジャックによろしく』
泣けるね。これは熱い。
このマンガ、とにかくテーマが重い。医療とは何か、生きるとは何か、親子とは何か、みたいな、そんなんばっか。いいんだけどね。ただし俺はあんま深くは考えないで読んでるけど。
理想とはかけ離れた腐った医療現場と、そこで自分なりの正義を追い求める新米医師、っていうこの構図は踊る大捜査線に近いものがある。感動を呼びやすい構成なのかね。でもま嫌いじゃない。
けっこう専門的な医療用語とか、医療現場の現実を伝える統計データとか出てきてて、作家の豊富な知識量がうかがえる。それを伝えるために、登場人物の台詞が不自然な説明口調になってしまっている部分は、まあ仕方ないとしよう。感動をよぶためにストーリー展開がいささかわざとらしくなっている点も、まあ目をつぶろう。
なんかあらを探すようなコメントになってしまったけど、まぁいずれにせよ面白いです。絵もうまいし。今日続きを読みに行きます。
核分裂が中性子の衝突によって起こることは説明しました。今日は核分裂の連鎖について少し詳しく説明します。
中性子がぶつかったウラン-235(など)が核分裂すると、新たに2〜3個の中性子が放出されます。正確に言うとその数は平均2.43個です。
ただし、中性子が衝突したとしてもすべての原子核が分裂を起こすわけではありません。中には中性子を吸収してしまうやつもあるわけです。中性子が衝突した原子核のうち、分裂を起こす割合は85%です。
したがって、衝突した中性子一個に対して新たに放出される中性子の数は、2.43×0.85=2.07個となります。この2.07個が次のウランに衝突すれば、核分裂は継続します。
ここで、放出された中性子2.07個全部が次のウランに衝突するという状況を想像して見ましょう。2.07個というのは一個の中性子による核分裂から新たに放出された中性子の数ですよね。ということは一回の核分裂が、次には二回の核分裂を引き起こす、ということになります。つまり核分裂は鼠算式に増えていきます。
このような状態を「超臨界」と呼びます。超臨界は、増大する核分裂によって、発生するエネルギーが二次関数的に増加するので、非常に危険な状態です。
次に、2.07個の中性子のうちちょうど1個(48.3%に相当)が次のウランに衝突する状態を考えて見ましょう。もうお分かりかと思いますが、これは一回の核分裂によって放出された中性子が新たに一回の核分裂を引き起こすという状態ですから、核分裂数とそれにより発生するエネルギーは一定に維持されます。これを「臨界状態」と呼びます。
最後に2.07個の中性子のうち次のウランに衝突するのが一個以下の場合を想定してみると、核分裂の連鎖は右肩下がりに減っていきますから、エネルギーは低下していきます。これを「未臨界」と呼びます。
このように、連鎖反応の増減は、衝突する中性子数で表すことができます。専門的にはこれは「中性子増倍率」と呼ばれる比率で表されます。この値が1以上であれば「超臨界」、1以下であれば「未臨界」、ちょうど1なら「臨界」になります。
原子炉は、この値が1になるように制御しているわけです。
なに?カナダ政治がまだ残ってるって?んなもん知ったこっちゃねー。今日だけはお暇をください。
ここ何日かの生活リズムは非常に興味深かったね。
11:30起床。一の矢食堂で飯。
午後、部屋で勉強たまにギター。
夜、一の矢食堂で飯。部屋で勉強たまにギター。
深夜、ゲーム。明け方5時就寝。11:30起床。
きれーーーにこのサイクルを繰り返した。それはそれで楽しかった。
法事、同窓会、七五三、○○さんを送る会…。いずれにしても、結婚式場を借りるぐらいだから、それなりの金持ちなのだろう。
先週末もいつも通りバイトに入った。うちの仕事はその日どんな種類の式があるのかは、当日にならないと分からないというやりにくいシステムになっている。この日もそうだった。
制服を着て、準備中の会場に入る。高砂の席の上部に掲げられた文字を見る…
『千代田企画七代目継承祝賀激励会』
千代田企画?七代目?
先輩に聞いてみた。
「今日ヤクザだって。」(先輩)
…
式場で催されるイベントは、何も結婚式だけではない(涙)
特集『原子力』はちょっと中断します。
小説。マンガ。勉強。バンド。将来を思案。
いいだろう。
しかしこれだけでこの長い夏休みを使い切れるかと聞かれれば、返答に窮する。もっとこう夏を満喫できるような、つい時間を忘れて熱中してしまうような、できれば娯楽的で、なおかつ真新しく新鮮なこと…。
ヒントはとある友人がくれた。
その”とある友人”の家に風呂を借りに行った時のこと。
「なにしてんの?」
「『提督の決断』」
それは、戦争もののテレビゲームだった。
「昨日なんて朝の9時までずっとやってたんだぜ」
ふ〜ん。
ん?
まてよ…。
これだ…!!
翌日、俺はパソコン用のゲームを買うために、K's電気へと自転車を走らせたのだった。
まず化学反応の方から。
原子核の周りを電子が回っているという原子の構造は昨日説明しました。さらに電子は原子核からいろいろな距離にある殻のなかに配置されていることも、説明済み。
で、一番外側の殻に配置されている電子のことを、最外殻電子と呼びます。最外殻電子は原子同士を結びつける力をもっています。原子間で電子のやりとりをする現象が化学反応です。
次に核分裂。
原子核が陽子と中性子の集合からなっていることは説明しました。
核分裂とは、この原子核に外部から中性子がぶつかることで原子核が分裂する現象です。
核分裂を起こす原子は実用的にはウラン-233、ウラン-235、プルトニウム-239があります。ここでいきなり出てきた数字は、その原子核の重さを表します。核分裂を起こす原子は重い種類のものです。またこの三種類のうち天然に存在するのはウラン-235だけで、あとは人工的に造られたものです。
核分裂の際には大量のエネルギーと2〜3個の中性子が放出されます。
この「大量のエネルギー」を利用したのが原子力です。
また、放出された「2〜3個の中性子」は、別のウラン-235(など)の原子核にぶつかってさらに核分裂を起こします。これを繰り返すことによって核分裂は連続します。
はい、流れで原子力の原理についても触れてしまいましたが、今日はこのへんで。