チャリコンの余韻がまだ抜けきっていないというのに、もう学祭が一週間後に迫ってきた。ああ忙しい。
学祭では再びよしたけと共演予定。バンドも出演予定。ともに松見池ステージです。三日目の夜です。
屋外のバンド演奏ってどんな感じなんだろう。しかも夜って。うん楽しみ。
先日本屋さんでCAMERA magazineという雑誌を衝動買いしてしまった…。
でそれに載ってたサイト(こいけカメラ)からリンクをたどって、いろんな人の写真を見た。
あーやばい。写真を撮りたい。
午後六時。学校から部屋には戻らず直で一の矢食堂へ。
今日は木曜日。バイキングの日だ。先週に引き続き二度目ということになる。果たしてどんなメニューをもってくるのか。
入り口を通過。おお、客が多い。10人ほどはいるだろうか。早くもバイキング人気か。
食券を手に受付に並ぶと、「バイキング」「バイキングで」「バイキングお願いします」おぉみんなバイキングだ。やはりバイキング人気。筑波の狭いコミュニティにおいて、噂が広まるのは恐ろしく早い。
さてテーブルの上に並ぶ料理たちを見て驚いた。主食2皿おかず5皿サラダ2皿の横に、なんと、杏仁豆腐が並んでいるではないか!
杏仁豆腐?
なんてことだ。一の矢食堂でデザート。。かつてこんなメニューがあったろうか。確かにフルーツならあった。しかし甘味系は…、俺の知る限り史上初。
まいった。恐れ入った。ここのところのチーフの意識改革には舌を巻く。おっと手が震えてるぜ。落ち着け。うろたえるな。慌てずにそこの注意書きを読むんだ。なになに、「デザート容器は受付にお申し付けください」。おーけー。わかった。やってみる。
俺はなんとか料理を取り終え、一番奥のソファー席に腰を据えた。テレビには民放のニュース番組が映し出されていたが、そんなものはもはやどうでもよかった。俺の頭はこのシュール・リアリズム的で価値逆転的な革命の実存的意味を考えるのに一生懸命だったのだから。
30分後、食事を終え、振り返った俺は息を呑んだ。ソファ席はテーブル席を背にする配置だから気づかなかったのだ。なんと、席が八割がた埋まっているではないか。この客入りは尋常じゃない。いつもはガラガラの一の矢食堂が、賑わっている。
時代がかわる。そう思った瞬間だった。
galleryに筑波で撮った写真をアップした。
最初の2枚以外、エグゼ用に撮ったやつなんだけど。後半は注文を無視してかなり趣味に走ってしまった。
やっぱねえ、注文されて撮ってるといいの撮れないね。だって撮りたくないもん撮んなきゃいけないじゃん。本来なら何かしら被写体に感動を覚えるからレンズを向けるところを、この被写体を撮らなきゃいけないからレンズを向けていたわけですよ、今回の場合。やっぱそれじゃだめだ。
今回galleryに載せたのも、注文を無視して撮ったものばかりです。よく撮れてるのを選んでたら自然とそうなりました。
使用フィルムはフジのフォルティア SP。リバーサル。ISO50。(最初の二枚はネガ)
まず撮影中の感想は、暗い!やはりISO50は暗かった!シャッタースピードがぜんぜん上がらない。400に慣れてたからなぁ。これは晴れかうす曇りの昼間屋外でしか使えないね。
そして現像後の感想は、露出ミスりまくった!リバーサル難しいです。反省としては、逆光時にもっとオーバー気味に撮るべきだったこと。空を入れようと思うと難しいですね。
それにしても、フォルティアSPの発色はすごい。緑や赤の原色系は、目で見るより鮮やかに写る。派手すぎるぐらいだ。
夜、いつも通り一の矢食堂へ足を向ける。と、入り口に張り紙が。
「毎週木曜、バイキング始めました」
バイキングーーーー!!??
驚きだ。この驚きは一年の当初から今日まで一の矢で生活し、かつ自炊をせず、かつ平均3日に一回以上のペースで食堂を利用してきた人にしか理解できないだろう。どれぐらい驚いたかって、まずブログで太字を使うのは極めてまれなことだし、また「ー」を四つもつなげたのも、さらにその後に「!」と「?」を二個ずつ並べたのもothers*史上初めてのことである。要するにブログ書き始めて一番驚いたのだ。
もう一度、俺は心の中で叫んだ。
一の矢食堂で、バイキングだってぇ!?
思わず中を見る。確かに、食券売機の向こう側に、料理の乗った銀の大皿が並んでいる。
もう一度張り紙に目を向ける。値段は、、、500円。安い…!鼓動が高まる。
しかし、俺は他の日替わりメニューをチェックするのを忘れない。ここですぐさまバイキングに飛びつくのは危険だ。料理を見るまで信用はできない。
一通りいつものメニューを見渡し、万一バイキングが却下された場合の保険をかける。ここであえてカレー(260円)とか食うのも玄人っぽいな、とか考えつつ、しかし本心ではバイキングのことが気になって仕方がない。
さあいよいよ料理をチェックする段だ。俺は券売機を素通りして、一直線に料理が並ぶテーブルを目指した。テーブルには8つほどの大皿が並んでいた。一通り見渡す。
悪くない…。
いや、むしろ、いつもの定食のおかずより明らかにおいしそう。初回とあって気合が入ったか、手の入り方が違う。しかもサラダが1皿、主食が3皿、おかずが4,5皿という充実ぶり。
もう迷う必要はなかった。すぐさま引き返して500円の食券ボタンを押した。
エグゼに使う写真を撮ってくれと頼まれた。
エグゼとは企業と高校生に配る筑波大学国際総合学類の紹介誌である。正式名称『明日のエグゼクティブ』。どうでもいいけど、すごく自信満々な名前だ。
別に俺の写真だけを使うわけではもちろんない。他の素材も用意してあるし、もしかしたら使われないかもしれない。でももしかしたら表紙とかに使われるかもしれない。らしい。もしそうなったらけっこうすごい。快挙だ。個人的に。
例年のエグゼを見る限り、俺なんかの素人っぽい写真で飾れるほど甘い冊子ではない。しかし、やるからには真剣に撮りたい。もはや使われるかどうかは置いておこう。なんかこう、雑誌用に依頼されて撮る、っていうこのプロっぽい状況を楽しもう。こういう機会でもないと、日常生活でなかなか写真撮る気になんないし。
というわけで、俺は撮影の計画を練り始めた。
冷蔵庫に親父からもらったISO50のリバーサルが何本か残っている。感度の低さと1本1000円もする高級感から、つい手が出ずほっぽってあったやつだ。今こそこいつを使うとき。
レンズは手持ちの三本(28/2.8、50/1.4、135/2)を駆使。おそらく広角の28mmを多く使うことになるだろう。俺の苦手なレンズだ。広角はファインダーに写る情報量が増えるから難しい。
天気はどうか?撮影と天気の関係は思いのほか深い。今回は爽やかな写真が必要だから晴れが望ましいだろう。週間天気予報を見る。曇り、曇り、曇り、曇り…。だーずっと曇りかよ!締め切り(この言葉もプロっぽくていい。)9月中だっていうのに!
しかたがない。今日はまだ雲が薄くて光も多い。とりあえず今日撮っておいて、あとは予報がはずれるのを期待しよう。
RXとレンズ3本、リバーサル3本をカメラバッグに入れて部屋を出た。
ここ二、三日はチャリコン後の疲労と余韻で頭がはたらかず。しかしまあせっかくだから感想でも述べておこうと。雑駁に。
バンドの方。
ホールの音量的なキャパシティのせいでだいぶ演奏に制限がかかった。PAさん、演奏者ともに苦戦。みんな少しずつミスって、分かる人にはばれてた。しかし素人目には問題ない出来だったでしょう。ボーカルはちょっと力みすぎました。
弾き語りの方。
まずまずの出来。ギターに少々ミスあり。ギター仲間に「ハモリ良かった」とほめられる。
総じて、MCがうまくいった。俺にしては珍しい。おかげで緊張もほぐれ、いい演奏につながった。
総じて、気持ちよかった。だからライブはやめられない。
スラムダンクの山王戦で、桜木花道が安西先生にこう言うんだ。「オヤジの栄光時代はいつだよ?俺は今なんだよ。」
このシーン好き。
で、これになぞらえて今の自分の心境を書こうと一瞬思ったんだけども、正直そこまでではないことに気づく。
まだ学祭もあるし。
だいたい風邪でのどが痛い程度のことを「選手生命」に例えようなんて、そんな自分のナルシスト具合に幻滅。
落ち着きなさい。
俺は必要以上に体調の不良を強調しすぎた。格好をつけるな。
確かにのどは痛い。しかし、バンドで3曲、アンプラで3曲。6曲だ。6曲だけ歌えればいい。今日の調子を見る限り、それぐらいなら、いける。
よーし大丈夫だ。俺は明日、前日までの体調不良が嘘のように見事に歌いきる。そしてもちろんギターも間違えない。打ち上げでは容赦なく酒を飲んで、二次会でカラオケなんか行ったりして、夜更かしして、とことんのどに悪いことをする。でも俺は気にしない。そして学祭でも見事に歌いきる。
わざとらしくヒロイスティックなシナリオなど必要ないのだ。
アンプラがチャリコンの大とりになっちゃってる件について。
何度も言うけど、どう考えても、あの出演団体の中で、アンプラだけ格下。歌唱力にしても演奏技術にしても、またその総合力にしても。
これリハで改めて判明。やばい。俺の悪い癖が出そう。
わかってます。どんなに格下でも、ベストを尽くさなきゃいかんのです。照れ隠しにはぐらかして中途半端な演奏してはいかんのです。
本気出しましょう。
そのために、早く帰ってイソジンでうがいして寝ましょう。
いよいよカウントダウン。
リハ疲れたぁ。お疲れ。自分お疲れ。みんなお疲れ。出演者のみなさんお疲れ様です。
13時から22時まで。疲れるよ。そりゃ。
そしてやっぱり俺風邪ね。のど痛いし、鼻水出るし、ちょっと熱っぽいし。
でもかのーさんから伝授してもらったケア方法が効いているらしく、昨日リハであんだけ歌ったのに今日それほど悪化してない。むしろちょっとだけ回復傾向。
この調子なら本番いけるかも。あと二日間極力歌わないようにすれば。そして授業休んで寝てれば。
朝起きてびっくりした。
声が違う・・・!
歌いすぎと夜更かしと先日の飲み会で副流煙を吸いすぎたのがたたったらしい。完全にかすれている。しかも鼻水まで出ているところを見ると、どうやら風邪を併発しているらしい。歌いすぎで痛んだのどから感染したのだろう。これはまずい。
明日はチャリティーコンサートのリハである。18日には本番を控えている。熱はなさそうなのが救いだが、せめてこののどだけはなんとかしなくては。
アンプラの先輩に、いつものどのコンディションを気遣っている人がいる。その人にどうしたらいいかきいてみた。
おお…。参考になる。というか、ちょっと考えれば自分でも思いつきそうなことだけど、人に言われるとやる気になる。
というわけで、早速首にタオルを巻き、イソジンとのどヌールとビックス買いに自転車を走らせたのでした。蜂蜜は明日買いに行こう。
いやあ、いつも気を使ってるわけじゃないんだけどね(笑)
学祭前とか相方に迷惑かけるから気を使うんだけどさ。
もともと俺は相当のどが弱いのです。そのくせ、喋るのが大好き、歌うのも大好きだから
他の人よりはケアしないといけないんだ〜
風邪だったらいってね。とっておきの方法が・・・(怪)(>、<)
Posted by かのー 9/14
ありがとうございます。9番以外全部実行してます。
風邪っぽいっす。やばいっす。
こうなったら生姜も実行します。
Posted by たかと 8/28
エデンでチャリティーコンサートの告知とリハを兼ねて唄ってきました。昨日。よしたけと。
エデンとはeast of edenというバーです。毎週日曜日の夜はオープンマイクといって誰でも無料で唄えるのです。ギターとかキーボで。
楽しかったです。
その後調子に乗って、観客として見に来てくれてた木村くんとも飛び入りでステージに上がり、声張って唄ってしまいました。
あぁ。やばい。のどいてえ。
の準備がめんどくさい。
演奏の練習ならいい。これは楽しい。どんなに忙しくても許す。(でも声がつぶれそうで心配)
めんどうなのは、同時にコンサートの運営もしなきゃなんないことだ。
Youth Ending Hunger(YEH)主催チャリティーコンサート。今回俺は運営と出演の兼任で、しかも出演のほうではバンドと弾き語りの掛け持ち。あー忙しい。
もうね、ミーティングとかめんどうなんだよ。(こんなのYEHメンバーが読んだら間違いなくひかれるな)みんな細かく考えすぎだよ。適当でいいじゃん、もうちょっと。何とかなるって。当日多少ばたばたしたっていいじゃん。それも楽しいじゃん。
ぶっちゃけ俺は楽しめればいいんだよ。楽しもうよ。深刻に考えんなって。テンポ良くいこうぜ。はいワン・ツー・ワン・ツー。
野球場にいた。
気の向くままに人気の少ない道を歩いているうちに、大勢の人の気配に引き寄せられたのだ。
大学の野球部の試合のようだった。
観客席には俺の他には各チームのマネージャーぐらいしかいなかった。
俺はバックパックから握り飯とペットボトルに入った水を出して昼食にすることにした。
試合は一方的だった。
一塁側のチームが1回に5点、2回に4点を取った。三塁側のチームは、コールド負け寸前でねばっていた。
「おさえて当然じゃ」
一塁ベンチに守備から戻ってくる選手が言った台詞が、気に食わなかった。
朝、日田駅で初乗り切符を買う。行き先は決めていない。
適当な電車に乗る。居眠りなどしながら、1時間か2時間(はっきりとは覚えていない)ぼんやり揺れに身を任せてみる。
電車がある駅に止まる。15分も停車するという。ここで降りることにする。
田川後藤寺駅。
清算をして改札を出る。さて、と俺は一息つく。やることも行くあてもない。
とりあえず駅前の色あせた地図に目をやる。たいした観光地もなさそうだ。
次に駅前を見渡してみる。人影はほとんどない。正面の道が商店街になっているようだった。
そっちへ歩いてみることにした。
ひっっっさしぶりにブログ以外のページを更新しました。
この夏九州を旅行した際の写真です。galleryを見ていただければ幸いです。
自分の一眼レフで撮った写真をアップするのは、実は初めてだな。
使用カメラはCONTAX RX。レンズはPlanar T*50mm F1.4。撮影モードは絞り優先オート。
今回の写真は傾向がはっきり出ました。全体的に接写が多く、被写界深度が浅い。被写体を正面から撮った写真はあんまりなく、斜めが多い。そして人物写真はほとんどない。
今日アップしたのは大宰府で撮ったもの。別の場所のも徐々にアップする予定です。